ひきこもりとは
さまざまな理由で社会参加をせず、長期間(原則的に6ヶ月以上)にわたって、家庭にとどまり続けている状態のことを言います。
どうしてそうなるの?

ひとり一人が違うように、悩みは様々です。
原因を探っていくと、仕事やいじめなど特定の出来事に思い当たることがあります。
しかし、それは原因ではなく、ひとつのきっかけにすぎません・・・
それだけが悪いのではなく、様々な要因が複雑に絡み合っています。
どうしたらいい?
ひきこもりは単一の疾患や障害の概念ではないとされています。ひきこもりには、精神疾患や発達障害などにより周囲との摩擦が生じてひきこもる場合と、そういった疾患や障害などの生物学的な要因が原因とは考えにくい場合があります。
前者の場合は、医療機関や発達障害専門の相談支援機関への相談が効果的です。後者の場合は、心理的側面、社会的側面からの複数の要因が絡み合っていると言われているため、ひきこもり支援センターへのご相談が効果的です。
どこに相談したらいいのか迷われる場合は、こちらを参考にされてください。ひきこもっていること自体は悪いことではなく、次に動き出すエネルギー補給のために、必要な休息時間なのです。

ご家族の方へ

子育てがまちがったかな…、なぜ…、うちの子だけが…
と自分や家族を責めたり、原因を探したり、疲れていませんか。
一息ついてゆっくり過ごしたいけど、ご本人のことが心配でなかなかできない。そんなときは、同じ悩みを抱えているご家族や、専門スタッフと一緒に考えてみませんか。
一緒に考えることで新たな糸口がみつかるかもしれません。
ご家族だけで抱え込まないでください。まず、ご相談をお待ちしています。
ご本人さんへ

「自分の問題だから」「誰も自分の気持ちを分かってくれない」と気持ちを溜めて、1人で悩んでいませんか。
ひきこもり支援センター「りんく」では、あなたらしく自分のペースでこれからを歩んでいけるように専門スタッフ、仲間と一緒に考えていきます。
まずは、あなたの気持ちをお聞かせください。
あなたが『できること』、『やりたいこと』をこれから一緒に探していきませんか。